先月の話なのですが、安住の地だと思っていた世田谷で、立て続けに2回も同じ人に絡まれました。こんな思い、高校生の時以来で、30代後半の僕はびっくりしました。前回まさかの2回連続で絡まれたんですが、その後逆に後をつけようとした話!アイツの完結編!
2回目に絡まれたの話はこちら
僕はアイツの後をつける決心をした
アイツに絡まれて、解放されたあと、僕はもう心に決めていたので、足早に家に帰り、会社のPC(なにかあってはいけないので、セキュリティ大事だよ!)を自宅に置いて、軽く上着を着替えて、帽子も変えて、颯爽と自転車にまたがりコンビニに戻った!
そう、「お前んちどこだよ?」を連呼してくるアイツの家を特定してやろうと思ったのだ。
もはや世田谷警察24時!
直接コンビニに戻ってしまうと鉢合わせると、アイツの記憶力と相手認識力のスピードもわかっているので、遠目にコンビニへと近づくことにした。すべてはここから始まった横断歩道から15mほど離れたところから、コンビニの方をみると、アイツがいた。コンビニの中をうろうろしていて、まさに出てこようとしていた。
絡みスペック高めのアイツなので、この30m近く離れた暗闇に忍んでいる僕を見つける可能性さえも考慮して木の陰に隠れた。もちろん全てにおいて僕のほうが有利な状況だ。なんか、このアイツに対して優位にいる気持ちになっている自分の方が小さくさえ感じる。
そのままコンビニの前に立っているアイツを監視していると(そもそも突っ立って何してるの?)動き出した・・・もう気分は警察24時だ!!
目をみはること、5秒。アイツは背中を向けて、コンビニの上のマンションに上がっていったのだ・・・張り合いのない出来事に、肩を落としながら、「え、上なん?」と思いながら仕方なく帰宅して、アイツとのエピソードも終わろうとしていた・・・が続きがある。
どうしても確かめておきたいことがある
アイツの家もわかったし、不思議と気持ちが落ち着いた夜、ベッドに入りながら、僕は考えていた。
- 2回も絡んでくる頻度
- コンビニの上に住んでいる。
「コンビニの人知ってるんじゃね?」
そう思い、翌朝コンビニに話を聞きにいくことにした。
深夜の店員じゃなく、朝の店員に聞くことに
ここでも大事なことだが、深夜のコンビニの店員の方がアイツを知っている確率はものすごく高いことは誰もが思うことだろう。だけど僕の警戒力は東南アジア住んでたよレベルなので、もしかしたらアイツと店員つながっているんじゃないか!説も懸念して、朝のコンビニ店員に聞いたほうが安全。しかもやばいアイツのことだから、有名だったらコンビニで絶対に周知されているはずだと思ったからだ。
店員は語ってくれた
朝、出社前のアイツに会わないかも気をつけながら、コンビニへ向かい、レジにいた男性に声をかける。
「失礼ですが、深夜にお客さんに絡んでくる迷惑なお客さんって心当たりありますか」と聞くと、店員は顔色を変えて余計なクッション言葉もなく「見た目はどんな人ですか、背高いですか?」と明らかに興味を持った口調で答えてきた。
僕が「確かに背は高くて、30代後半ぐらいの男でした」と伝えると、店員は「◯◯さん、レジ、変わってくれる?」「お客様、こちらで話しましょう」ともう安心しか見えない展開が始まったのだ。
アイツが絡んでたのは僕だけじゃなかった
2回連続で起こったアイツとの思い出を伝えると、アイツは他のお客さんにも絡んでいて、何度も警察を呼んでいるが、直接的な危害を加えてきてないので警察も注意だけで終わっている。「しかも上のマンションの住人ですよね?」と僕から伝えると「そうなんです、だから来るなとも言えず・・・」と店員は残念そうに語る。話をどんどんしてくれるので聞いていると、アイツは男にだけではなく、女性にも絡んでいて、店内を追いかけ回して、女性は泣いてしまい、バックヤードで匿ったこともあったそうです。
僕も残念だけどアイツがいる限り、こちらのコンビニも利用しづらくなっちゃいますね・・・と話すと、もし次絡まれたらすぐにレジの店員に言ってください。ちゃんと連携をとっていて、すぐに警察を呼ぶフローが整っているので安心して利用して欲しいとのこと。あとは無視するのが一番です。と教えてくれた。
と、言われましても、嫌な気分になりたくないから、ごめん。と思いながら、お店を後にし、自分以外に事例があったことと、店員がわかっていることに少し気持ちも落ち着き、僕が絡まれたのはたまたま同じ時間だったが、時間に決まりはないとのこともわかった。
とりあえず妻には昼間であってもあのコンビニに行かないで欲しいと伝えつつ、ほんと気分悪い出来事だったなと思いながらも、無事に今過ごせていることにうまく対処できてよかったなとも思った。
これからもですが、とにかくやばい雰囲気や、やばい奴がいたら、その場から離れることが一番大事です。
電車の同じ車両におかしな奴がいたら、すぐに別の車両、もしくは途中下車してでもその場から離れましょう。当然ですが、荒れた川だって見に行っちゃいけないわけです。
こんな体験エピソードですが、少しでもみなさんの穏やかな生活のヒントになればいいなと思います。ありがとうございました。