先月の話なのですが、安住の地だと思っていた世田谷で、立て続けに2回も同じ人に絡まれました。こんな思い、高校生の時以来で、30代後半の僕はびっくりしました。その2日目のお話。
アイツと初めて会った時の話はこちら
よく覚えてたよね、尊敬するわ
先日やばい男に絡まれたわけなんだけど、翌日は大丈夫だったので、たまたまこのあたりを通りがかった人だったんだろう・・そのくらいに思っていた。
そして、僕はいつものように終電一本前の電車で最寄り駅に到着し、信号が変わるのが異様に早い横断歩道を渡り、またコンビニに入った。先日絡まれた時刻と同じころだ・・・。今回はお目当てのアイスもゲットすることができて、家に帰ってお風呂に入ってから食べるか、その前に食べちゃうかを考えながら、最近導入されているセルフレジにバーコードを通していた。すると、入り口からお客さんが入ってきたので、普通の人だったらやらないのかもですが、僕は周りの友人に「僕ってどんな人?」って聞いたら100人が「気が使える」を言ってくれるぐらい気を使う人間なので、当然のようにどんなお客さんかをチェックするべく入り口を見た(見るなよ)
やつだった(笑)
男もマスク、僕もマスク。初めて会ったあの夜も、お互いにマスクしてたよね。
なのにも関わらず、男は僕に瞬時に気づき、踵を返すように店を出たのだ・・・「え?まじ。深夜にマスクしてたのに、よくおぼえてるね」と思いながら、このまま店を出ないのもおかしいだろと思い、そのままコンビニの自動ドアを出て、ウィーンとドアが開くと「いらっしゃいませ」といわんばかりに、アイツ(もうアイツって呼びます)は俺を正面から迎え入れようとしているのだ。
やばいやつ、シカトをするか、声をかけるか
正面から迎え入れようとしているアイツをシカトするか、迎え撃つのか。
きっとスルーしたら「なにシカトしてんだよ!!?」「あん」と言われるA案か、先行挨拶型のB案しかない。
僕はレジから、自動ドアまでの1.8mを歩く間に、適宜に選択し、「こんばんわ!」とこちらから声をかけたのだった。この選択はきっと間違ってなかったと思うと、被害にあった僕は語っているだろう。
「こんばんわ!、この辺にお住まいだったですね」とまるでご近所付き合いを始めようとする男女のようなオープニングを演出した僕だったが、台本を全く呼んでない大根アイツなのか、「あん?お住いだったんですかだぁ〜ぁ?」とものすごい眼光で近づいてきた。これ、コンビニの自動ドアの前です。
「いや、まさかまた会うとは思わなかったので、この辺だったんだなと思いまして・・・」
「あん?お住まいだったんですかだぁ〜ぁ?」 デ、デジャヴ〜〜なんでこういう人たちって同じ言葉繰り返すんだろ〜〜〜と思いながらも、「また会うとは思わなかったので」とデジャブ返し。
すると、「おん?おまえんちこどこだよ?」とやたら僕の家を知りたがるので、個人情報保護研修を実施していない会社にお勤めのアイツのようです。
「おまえんちどこだよ?今から行っていい?」と積極的にアプローチしてくるので、「いや、それはさすがに困るし、なにするんですか」とつい何するの?って好奇心が抑えきれずに聞いちゃいました!!!
「あん?やっちゃおうと思って!」
だーかーら!!!一昨日も思ったけど、何をするのーーーーーーー教えてーーーーと思ったけど、アジア圏帰国子女の僕は危険察知能力にも優れているので、好奇心はほどほどに、この場をおさめるモードに切り替えることに。
ここから一昨日の繰り返しなんだけど、
もしアイツと遭遇した時の対処法を教えよう
- とにかく声のトーンを落とす
- 低姿勢
- 相手の目は見ない
- 相手の発言は遮らない
- 話し方もスピード抑えめに落ち着いて話す
以上の5点を意識しつつ「自分は喧嘩をふっかけるタイプじゃないし、そのまま気づかない振りをしても失礼かなと思ったので、声かけましたよ」と嫌味を含めずに素直に説明する。その間もやんのやんの言っては来るんですが、ひたすら「そんなつもりないですよ」と穏やかに話し続ける。
するとまた「そうなの、じゃー帰っていいよ、気にしないで」と解放されたのだった。同じようについてこられてないかを気にしながら帰宅しつつも、
もう僕の好奇心が抑えきれない、&「アイツなんなんだよ、まじむかつく!!!」という気持ちで自転車に乗り、コンビニに戻ったのだった(笑)
続く